採用支援でアウトソーシング

現在の採用事情は、「採用氷河期」と言われる時代になっています。
大企業のニーズに似合う人財は、複数社から内定を受け、最終決定を本人の意思において行われますが、実際、そのように恵まれた人間は一握り。他の大多数の人間は残りの少ない内定枠を獲得するために必死です。
会社側としては、求職と求人のアンマッチにより、早期に退職する人間を無くさない限り、新人研修や求人広告等に出費した研修費等を回収することが出来ません。一般的に新卒採用の場合、3年以上の勤続で初めて研修に費やした費用を回収出来ると言われています。
では、企業のニーズにあう人財を確保するためには、どうしたらいいのか。を考えてみますと、出来るだけ早期に内定通知をだし、誓約書を回収することが重要と言えるでしょう。
近年の新たな採用法として、「ソーシャルリクルーティング」が普及し始めています。「ソーシャルリクルーティング」とは文字通り、ソーシャルメディアを利用した採用活動を言います。選考フローとしては、まず最初にエントリーをした人材から書類選考をし、説明会を開催します。その後、試験・面接を経て選考し、採用へと繋がる訳ですが、この作業を人事担当者のみで行うのは、かなりの労力を費やします。勿論、人事担当は採用のみを行っていればいいという役割ではないので、他の業務に支障が出てしまいます。
そこで、近年注目を集めているのは、採用支援です。簡単に言ってしまうと、採用について、全てを企業担当者が行うのではなく、一部をアウトソーシングすることです。採用の選考フローの中で、会社説明や面接等については、最終決定をする場でもあり、企業の担当者の生の声を伝えなければいけませんが、エントリーされた中からの書類選考については、企業担当者でなくても特段問題がなく、一番時間を費やすパートとなります。この業務的にウエイトの多いこの部分を、プロの目で選んだ方が迅速かつ的確であり、効果としてはかなり得られます。
企業として、優秀な人財を確保することは、その企業の将来性を決める重要なポイントでもあります。ミスマッチの採用からは業績アップは見込めません。そのためには、採用力をつけることです。採用力とは、欲しい求職者を採用でき、自社に帰属し活躍する社員へ育て上げる事の出来る企業の力です。
これからの採用については、内定までのスピードが重要となります。ですから、今後も採用支援を取り入れる企業が多くなっていくことと見込まれます。